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ねっき
ふりがな文庫
“ねっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
熱気
85.7%
熱汽
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱気
(逆引き)
海の
南風
(
みなみかぜ
)
をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す
熱気
(
ねっき
)
のために、却って
蒸
(
むし
)
暑い時もあるのでした。
虫干し
(新字新仮名)
/
鷹野つぎ
(著)
「まあ待てよ、きみはいま
昂奮
(
こうふん
)
してるから、とにかく森のほうへでも行って
熱気
(
ねっき
)
をさましてきたまえ、富士男君もそれまであまり
追究
(
ついきゅう
)
せずにいてくれたまえ」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ねっき(熱気)の例文をもっと
(6作品)
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熱汽
(逆引き)
別府の地下は泉脈が縦横にあって、
熱汽
(
ねっき
)
、
熱沼
(
ねっしょう
)
、熱湯を噴出するものを地獄といい、適度の温度を保って湧出するものを温泉といっている。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
麻生太吉氏はその持っている山手の地面を別荘地として各戸に温泉を配布するために、別に湧出する冷泉を鉄管に引いて鶴見地獄の
熱汽
(
ねっき
)
の間を通し温泉をつくることにしたそうである。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ねっき(熱汽)の例文をもっと
(1作品)
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