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斷念
ふりがな文庫
“斷念”のいろいろな読み方と例文
新字:
断念
読み方
割合
あきら
37.0%
だんねん
29.6%
あきらめ
25.9%
おもひきり
3.7%
さつぱり
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきら
(逆引き)
「エ、今年で五十七か八か九かでしたよ。イエもう
妾
(
わたし
)
は去年家を出る時にお別れのつもりで居ましたから、どうせ
斷念
(
あきら
)
めてはゐました。」
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
斷念(あきら)の例文をもっと
(10作品)
見る
だんねん
(逆引き)
『
左樣
(
さやう
)
、
殘念
(
ざんねん
)
ながら、
西班牙
(
イスパニヤ
)
や、
亞弗利加
(
アフリカ
)
の
方
(
はう
)
は
今度
(
こんど
)
は
斷念
(
だんねん
)
しました。』と、
私
(
わたくし
)
がキツパリと
答
(
こた
)
へると、
彼
(
かれ
)
はポンと
膝
(
ひざ
)
を
叩
(
たゝ
)
いて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
斷念(だんねん)の例文をもっと
(8作品)
見る
あきらめ
(逆引き)
流し何事も是皆前世の
因縁
(
いんえん
)
づくと
斷念
(
あきらめ
)
居
(
をれ
)
ば必ず御心配は下さるまじ併しながら
時節
(
じせつ
)
來りて若旦那の御
家督
(
かとく
)
と成れなば其時には此久八を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
斷念(あきらめ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
おもひきり
(逆引き)
我れも嬉しき一人に成りて、すべての願ひ、望み、
年來
(
としごろ
)
むねに描きし影を夢なりけりと
斷念
(
おもひきり
)
、幾ほどもなき老らくの末を、斯くて此まゝやさしき婆々樣に成りて送らばや
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
斷念(おもひきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
さつぱり
(逆引き)
形見
(
かたみ
)
と
思
(
おも
)
へば
不憫
(
ふびん
)
さ
限
(
かぎ
)
りのなきに、
其方
(
そち
)
が
心
(
こヽろ
)
一つにて
我
(
わ
)
れも
安堵
(
あんど
)
姫
(
ひめ
)
に
疵
(
きず
)
もつかず、
此處
(
こヽ
)
をよく
了簡
(
れうけん
)
なし
斷念
(
さつぱり
)
と
退
(
のい
)
て
呉
(
く
)
れかし、さりながら
此後
(
こののち
)
の
身
(
み
)
の
有
(
あり
)
つきにと
包物
(
つヽみもの
)
を
賜
(
たま
)
はりて、
言
(
い
)
はねど
手切
(
てき
)
れの
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
斷念(さつぱり)の例文をもっと
(1作品)
見る
斷
部首:⽄
18画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“斷”で始まる語句
斷
斷崖
斷然
斷食
斷言
斷々
斷乎
斷片
斷末魔
斷絶
“斷念”のふりがなが多い著者
押川春浪
樋口一葉
江見水蔭
泉鏡太郎
作者不詳
国木田独歩
若山牧水
長塚節
泉鏡花
夏目漱石