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斷々
ふりがな文庫
“斷々”のいろいろな読み方と例文
新字:
断々
読み方
割合
きれ/″\
85.7%
きれぎれ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きれ/″\
(逆引き)
其麽
(
そんな
)
筈はないと自分で制しながらも、
斷々
(
きれ/″\
)
に、信吾が此女を
莫迦
(
ばか
)
に讃めてゐた事、自分がそれを兎や角冷かした事を思出してゐたが、腰を掛けるを
切懸
(
きつかけ
)
に
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
と
曲
(
ま
)
げた
腰
(
こし
)
も
立
(
た
)
ちあへず、
石
(
いし
)
を
噛
(
か
)
む
齒
(
は
)
の
根
(
ね
)
に
蹲
(
うづく
)
まつた。
草
(
くさ
)
も
荒
(
あ
)
れ、
地
(
ち
)
も
破
(
わ
)
れて、
樹蔭
(
こかげ
)
を
洩
(
も
)
る
月
(
つき
)
斷々
(
きれ/″\
)
に、
骨
(
ほね
)
を
碎
(
くだ
)
いて
散
(
ち
)
らしたれば、
片輪車
(
かたわぐるま
)
の
影
(
かげ
)
を
倒
(
たふ
)
して、
輪𢌞
(
りんね
)
を
凄
(
すご
)
く
描
(
ゑが
)
ける
其
(
そ
)
の
状
(
さま
)
。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
斷々(きれ/″\)の例文をもっと
(6作品)
見る
きれぎれ
(逆引き)
そして考へる事も考へる事も、
直
(
すぐ
)
に傍へ
外
(
そ
)
れて了ツて、
斷々
(
きれぎれ
)
になり、
紛糾
(
こぐら
)
かり、
揚句
(
あげく
)
に何を考へる
筈
(
はず
)
だツたのか其すらも解らなくなツて了ふ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
斷々(きれぎれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
斷
部首:⽄
18画
々
3画
“斷”で始まる語句
斷
斷念
斷崖
斷然
斷言
斷食
斷乎
斷片
斷末魔
斷絶
“斷々”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
三島霜川
石川啄木
泉鏡太郎
菊池寛
泉鏡花