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斷乎
然るに
醫學博士にして、
外科專門家なる
彼が
父は、
斷乎として
彼が
志望を
拒み、
若し
彼にして
司祭となつた
曉は、
我が
子とは
認めぬと
迄云張つた。
『
斷じて/\、たとへ
此唇が
裂かるゝとも。』と
私は
斷乎として
答へた。
大佐は
微笑を
帶びて
私の
顏を
眺めた。
『
始から
終まで
間違つてる』と
斷乎芋蟲が
云ひました。それから
双方とも
口を
噤んで
了つたので、
暫くの
間又森としました。