“年來”のいろいろな読み方と例文
新字:年来
読み方割合
ねんらい66.7%
としごろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれやまにゐるあひださへ、御米およねこの事件じけんいて何事なにごとみゝにしてれなければいがと氣遣きづかはないはなかつたくらゐである。宗助そうすけ年來ねんらいれたいへ座敷ざしきすわつて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
地震ぢしん考慮かうりよするやうになつたのは、各個人かくこじん眞劍しんけん生命せいめい財産ざいさん尊重そんてうするやうになり、都市とし發達はつたつ科學思想くわがくしさう普及ふきふしてからのことで、ちかく三百年來ねんらいのこととおもはれる。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
他處目よそめうらやましうえて、面白おもしろなりしが、旦那だんなさまころはからひの御積おつもりなるべく、年來としごろらぬことなきいへきをばかり口惜くちをしく
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しやうにしつらひ、年來としごろ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)