“他處目”の読み方と例文
新字:他処目
読み方割合
よそめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我ゆゑ死ぬる人のありとも御愁傷さまと脇を向くつらさ他處目よそめも養ひつらめ、さりとも折ふしは悲しき事恐ろしき事胸にたゝまつて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
われゆゑぬるひとのありとも御愁傷ごしうしようさまとわきくつらさ他處目よそめやしなひつらめ、さりともおりふしはかなしきことおそろしきことむねにたゝまつて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
他處目よそめうらやましうえて、面白おもしろなりしが、旦那だんなさまころはからひの御積おつもりなるべく、年來としごろらぬことなきいへきをばかり口惜くちをしく
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)