“縞馬”の読み方と例文
読み方割合
しまうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コン吉がこの朝暁あさあけに、風邪をひいた縞馬しまうまのように、しきりにくさめをしながら、気の早い海水浴を決死の覚悟で企てようとするゆえんは、この島の鳥貝なるものは
縞馬しまうまの刑事は、向こうへすたすたといってしまった。後に貫一は、忌々いまいましげに舌打をした。
お前の体は縞馬しまうまのようだといったら、ナオミは可笑おかしがって笑った。………
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)