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緋鹿
ふりがな文庫
“緋鹿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひか
50.0%
ひが
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひか
(逆引き)
くるくると解いたお半の扱帯、同じ
緋鹿
(
ひか
)
の
子絞
(
こしぼ
)
りを、自分の手で土蔵の窓からサッと、外へ投げかけました。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼女は
緋鹿
(
ひか
)
の子の
帯揚
(
おびあげ
)
が胸のところにこぼれているのを見つけだすと、
慌
(
あわ
)
てたように帯の間にたくしこんで、胸をかたく合せた。藤紫の半襟が、なるべく隠れるように襟元をつめた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
緋鹿(ひか)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひが
(逆引き)
北斎
(
ほくさい
)
の描いたという珍しい美人画がある。その
襟
(
えり
)
がたぶん
緋鹿
(
ひが
)
の
子
(
こ
)
か何かであろう、恐ろしくぎざぎざした縮れた線で描かれている。
浮世絵の曲線
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
トム公は
振
(
ふ
)
り
顧
(
かえ
)
って、ぎょっとしたように外の闇を見つめた。からたちのいばらを
透
(
す
)
かして華やかな
友禅
(
ゆうぜん
)
ちりめんと
緋鹿
(
ひが
)
の
子
(
こ
)
の
帯揚
(
おびあげ
)
が見えた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
緋鹿(ひが)の例文をもっと
(6作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
“緋鹿”で始まる語句
緋鹿子
緋鹿子絞
検索の候補
緋鹿子
緋鹿子絞
“緋鹿”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
三遊亭円朝
有島武郎
高村光雲
江戸川乱歩
野村胡堂
吉川英治
泉鏡花
寺田寅彦