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裾模様
ふりがな文庫
“裾模様”のいろいろな読み方と例文
旧字:
裾模樣
読み方
割合
すそもよう
92.3%
すそもやう
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すそもよう
(逆引き)
ヴァイオリンを温かに右の
腋下
(
えきか
)
に
護
(
まも
)
りたる演奏者は、ぐるりと
戸側
(
とぎわ
)
に
体
(
たい
)
を
回
(
めぐ
)
らして、
薄紅葉
(
うすもみじ
)
を点じたる
裾模様
(
すそもよう
)
を台上に動かして来る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
カラカラと庭下駄が響く、とここよりは一段高い、上の石畳みの土間を、約束の出であろう、
裾模様
(
すそもよう
)
の後姿で、すらりとした芸者が通った。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
裾模様(すそもよう)の例文をもっと
(24作品)
見る
すそもやう
(逆引き)
白衣
(
びやくえ
)
幽
(
かすか
)
に、
撫子
(
とこなつ
)
と
小菊
(
こぎく
)
の、
藤紫地
(
ふじむらさきぢ
)
の
裾模様
(
すそもやう
)
の
小袖
(
こそで
)
を、
亡体
(
ばうたい
)
に
掛
(
か
)
けた、
其
(
そ
)
のまゝの、……
此
(
こ
)
の
友染
(
いうぜん
)
よ。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
紫
(
むらさき
)
の
裾模様
(
すそもやう
)
の小
袖
(
そで
)
に金糸の
刺繍
(
ぬひ
)
が見える。袖から
袖
(
そで
)
へ
幔幕
(
まんまく
)
の
綱
(
つな
)
を通して、
虫干
(
むしぼし
)
の時の様に
釣
(
つ
)
るした。
袖
(
そで
)
は丸くて
短
(
みぢ
)
かい。是が
元禄
(
げんろく
)
かと三四郎も気が
付
(
つ
)
いた。
其外
(
そのほか
)
には
画
(
ゑ
)
が沢山ある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
裾模様(すそもやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
裾
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
模
常用漢字
小6
部首:⽊
14画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“裾模”で始まる語句
裾模樣
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模様
空模様
唐草模様
縞模様
更紗模様
花模様
暴模様
市松模様
模様替
染模様
“裾模様”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
壺井栄
徳田秋声
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花
三遊亭円朝
泉鏡太郎
菊池寛
久生十蘭