“縞衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうい50.0%
しまぎぬ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魏の将士はあやしみつつ陣門へ通し、やがて、使者の乞うまま司馬懿しばい仲達に取り次いだ。司馬懿はまずはこを開いてみた。——と、匣の中からは、あでやかな巾幗きんかく縞衣こういが出てきた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また縞衣こうい女服にょふくである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
奥では久米一、おそろしく華麗な部屋に、南蛮なんばん渡りの縞衣しまぎぬを着て、厚いふすまの上に大胡坐おおあぐらをかいていた。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)