“遠州縞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんしゅうじま50.0%
ゑんしうじま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠州縞えんしゅうじまの湯上りの尻絡しりからげで、プロの生活には不似合いな金紋黒塗きんもんくろぬりの乳母車を押して行く容子はかかえの車夫か門番が主人の赤ちゃんのお守をしているとしか見えなかった。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
十六と聽きましたが、がらの大きい少年で十七でも十八でも通るでせう。遠州縞ゑんしうじまのお仕着せ、前髮姿、丸顏で健康さうで少し粘液質ねんえきしつで、動きは敏活ではありませんが、正直さうな良い少年です。