“女官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょかん40.0%
にょかん30.0%
じよかん20.0%
ぢよくわん10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき伊勢いせの生まれの三重采女みえのうねめという女官じょかんが、天皇におさかずきをささげて、お酒をおつぎ申しました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そこで夕飯ゆうはん食卓しょくたくについて、王女づきの女官じょかんたちがお給仕きゅうじに立ちました。
眠る森のお姫さま (新字新仮名) / シャルル・ペロー(著)
そこで、王女さまは、女官じょかんたち、のこらずおめしになって、このもくろみをお話しになりました。
召使めしつかいの女官じょかんたちはおおさわぎをして、あかさんの皇子おうじいて御産屋おうぶやへおれしますと、御殿ごてんの中はきゅう金色こんじきひかりでかっとあかるくなりました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そのおるすの間、天皇のおそばには八田若郎女やたのわかいらつめという女官じょかんがお仕え申しておりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
したがい来し式の女官にょかんは奥の入口のしきいの上まで出で、右手めてにたたみたる扇を持ちたるままに直立したる、その姿いといと気高く、鴨居かもい柱をわくにしたる一面の画図に似たりけり。
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
女官にょかんたちはといえば、にぎやかなお茶の会を開いていました。
われは心ともなくそのおもてを見しに、この女官にょかんはイイダ姫なりき。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そのうちに、赫映姫かぐやひめならぶものゝないほどうつくしいといふうはさを、ときみかどがおきになつて、一人ひとり女官じよかんに、
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
ねて、どうすかしても、しかつてもはうとしませんので、女官じよかん面目めんぼくなさそうに宮中きゆうちゆうかへつてそのことをまをげました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
その女官じよかんがさっそく竹取たけとりのおきないへ出向でむいて勅旨ちよくしべ、ぜひひめひたいといふと、おきなはかしこまつてそれをひめにとりつぎました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
女官じよかんたちは、その返歌へんか出來できなかつたので、わらつていやがらせることもならず、だまつて一人ひとりち、二人ふたりちして、みなおくげてしまひました。
あるとき宮中きゆうちゆう女官じよかんたちがこの匡衡まさひら嘲弄ちようろうしようとたくんで、和琴わごん日本につぽんこと支那しなことたいしていふ)をして、
大昔の支那の王様が細い身体からだを好んだ為に餓死をした女官ぢよくわん達に似寄つた事をする女が二十世紀にもあるとは恐ろしい事である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)