“めしつかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
召使76.5%
召仕11.8%
使僕5.9%
僕婢2.9%
婢女2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、三十メートルばかり歩いていると、一人の召使めしつかいが追っかけて来て、後からヒンドバッドの肩をたたきました。そして
京都きょうとの画工某のいえは、清水きよみずから高台寺こうだいじく間だが、この家の召仕めしつかいぼく不埒ふらちを働き、主人の妻と幼児とを絞殺こうさつし、火を放ってその家をやいた事があるそうだ
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
毎晩つると矢を買いに出た者は弾正様の使僕めしつかいなのさ
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
切ってしまって安心とこの二三日近ごろになき好機嫌こうきげんのそれに引きかえて、若夫婦がたなる僕婢めしつかいは気の毒とも笑止ともいわんかたなく、今にもあれ旦那だんながお帰りなさらば、いかに孝行のかたとて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
婢女めしつかいが奥へ通じたと見え、ひき違いに蓬生よもぎゅうが現われた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)