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召仕
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めしつかい
ふりがな文庫
“
召仕
(
めしつかい
)” の例文
職務柄客の
出入
(
でいり
)
の多いこの家の用事には、それだけの
召仕
(
めしつかい
)
が必要かも知れなかったが、もし経済が許さないとすれば、その必要も
充
(
み
)
たされるはずはなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
◎
京都
(
きょうと
)
の画工某の
家
(
いえ
)
は、
清水
(
きよみず
)
から
高台寺
(
こうだいじ
)
へ
行
(
ゆ
)
く間だが、この家の
召仕
(
めしつかい
)
の
僕
(
ぼく
)
が
不埒
(
ふらち
)
を働き、主人の妻と幼児とを
絞殺
(
こうさつ
)
し、火を放ってその家を
焼
(
やい
)
た事があるそうだ
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
女芸一通りは出来たので、お国に落ちついてからは、
召仕
(
めしつかい
)
に習字のお手本を書いて渡したとか聞きました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
実は
召仕
(
めしつかい
)
のお國と宮野邊の次男源次郎と
疾
(
とく
)
より不義をしていて、
先月
(
あとげつ
)
廿一日お
泊番
(
とまりばん
)
の時、源次郎がお國の
許
(
もと
)
へ忍び込み、お國と
密々
(
ひそ/\
)
話して居る所へうっかり
私
(
わたくし
)
がお庭へ出て参り、様子を聞くと
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何かの意味で保険の付いていない人にのみ酷薄であった債権者は直ちに彼の門に
逼
(
せま
)
った。官邸を引き払った時に
召仕
(
めしつかい
)
の数を減らした彼は、
少時
(
しばら
)
くして
自用俥
(
じようぐるま
)
を廃した。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
召
常用漢字
中学
部首:⼝
5画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“召”で始まる語句
召
召使
召捕
召上
召食
召抱
召物
召縮緬
召集
召出