“好機嫌”の読み方と例文
読み方割合
こうきげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから最初の一発がうまく点火すると彼は非常な好機嫌こうきげんとなるが、手もとが狂いはじめたとなると制限がなくなる。
ゼーロン (新字新仮名) / 牧野信一(著)
切ってしまって安心とこの二三日近ごろになき好機嫌こうきげんのそれに引きかえて、若夫婦がたなる僕婢めしつかいは気の毒とも笑止ともいわんかたなく、今にもあれ旦那だんながお帰りなさらば、いかに孝行のかたとて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)