“御料理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんりょうり37.5%
おんりようり25.0%
おれうり12.5%
おんれうり12.5%
ごりょうり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅館りょかん御料理おんりょうりカフェー・ノートルダーム。中はどんなにきれいだろう。よく赤い顔をした人がよろよろ中から出て来るのをわたしは見た。
女主あるじが手づから寄せなべ茶椀ちやわんむし位はなるも道理ことわり、表にかかげし看板を見れば子細らしく御料理おんりようりとぞしたためける、さりとて仕出し頼みにゆきたらば何とかいふらん、にはか今日こんにち品切れもをかしかるべく
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
へい/\有難ありがたぞんじます……(泣きながら伜に向つて)まア八百膳やほぜん御料理おれうりなぞをいたゞきますといふのは、これはおまへなんぞはのう、はじめのをさめだ
おそる/\「御料理おんれうりくださるだん冥加みやうがあまさふらへども、此中このなかにてたまはるは、ひら御免ごめんくだされたし」とわびしげに申上まをしあぐれば、幼君えうくん、「なになぐさみなり、辭退じたいせず、其中そのなかにて相伴しやうばんせよ」とつてのおほせ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこは立派な晩餐のための特別席で、『御料理ごりょうり』という看板が出ていた。