“八百膳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やほぜん33.3%
やおぜん33.3%
やをぜん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へい/\有難ありがたぞんじます……(泣きながら伜に向つて)まア八百膳やほぜん御料理おれうりなぞをいたゞきますといふのは、これはおまへなんぞはのう、はじめのをさめだ
八百膳やおぜん」の料理をおごられても、三日続けて食わさるれば、不足を訴える。帝国ホテルの御馳走ごちそうでも、たびかさなればいやになる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
くるま八百膳やをぜんまりてひと奧深おくふかるを、くさげなひよういふて見送みおくるもあり、たゞ大方おほかたにお立派りつぱなといひてゆきぐるもありしが、美尾みをはいかにかんじてか、茫然ぼんやりちてながりし風情ふぜい
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)