“ぼたもち”の漢字の書き方と例文
語句割合
牡丹餅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病気そのものが渇望していたところのものを、棚から牡丹餅ぼたもち的に与えられたことの喜びが、兵馬の苦痛をやわらげずにはおきません。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
陽暦で正月をましてとくに餅は食うてしもうた美的びてき百姓の家へ、にこ/\顔の糸ちゃん春ちゃんが朝飯前に牡丹餅ぼたもちを持て来てくれる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
モチイヒすなわち今日のおはぎ牡丹餅ぼたもちのようなものだけが、モチであったはずだと思う人があるかも知らぬが、仮にそうだったところが
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)