“御萩”の読み方と例文
読み方割合
おはぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久々で国にいるから祝の御萩おはぎを食いに帰れとの事であった。今日は天気もよし、二、三日前のようにいやな風もない。船も丁度あると来たので帰る事と定める。
高知がえり (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
御母さんは驚いているよ。御彼岸おひがん御萩おはぎを持たせてやっても、返事も寄こさなければ、重箱を
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「あなたもずいぶんね、その御萩おはぎ昨日きのううちから持たせて上げたんじゃありませんか」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)