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御萩
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おはぎ
ふりがな文庫
“
御萩
(
おはぎ
)” の例文
久々で国にいるから祝の
御萩
(
おはぎ
)
を食いに帰れとの事であった。今日は天気もよし、二、三日前のようにいやな風もない。船も丁度あると来たので帰る事と定める。
高知がえり
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
御母さんは驚いているよ。
御彼岸
(
おひがん
)
に
御萩
(
おはぎ
)
を持たせてやっても、返事も寄こさなければ、重箱を
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あなたもずいぶんね、その
御萩
(
おはぎ
)
は
昨日
(
きのう
)
宅
(
うち
)
から持たせて上げたんじゃありませんか」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
菓子が
厭
(
いや
)
になるって、
御彼岸
(
おひがん
)
に
御萩
(
おはぎ
)
などを
拵
(
こしら
)
えているところを
宅
(
うち
)
で見ていても分るじゃありませんか、拵えるものは、ただ御萩を
御重
(
おじゅう
)
に詰めるだけで、もうげんなりした顔をしているくらいだから。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“御萩(ぼたもち)”の解説
ぼたもち(牡丹餅)とは、もち米とうるち米を混ぜたもの(または単にもち米)を、蒸すあるいは炊き、米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに、餡をまぶした食べ物である。米を半分潰すことから「はんごろし」と呼ばれることもある。同様の食べ物に「おはぎ」(御萩)あるいは「はぎのもち」(萩の餅)と呼ばれる食べ物があるが「ぼたもち」との関係については諸説ある(#名称を参照)。おもにお彼岸の供物として食される。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂