“牡丹餅大”の読み方と例文
読み方割合
ぼたもちだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神尾主膳の面は、左右の眉の間から額の生際はえぎわへかけて、牡丹餅大ぼたもちだいの肉をぎ取られ、そこから、ベットリと血が流れているのです。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
牡丹餅大ぼたもちだいもんをつけたのが
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
眉間みけんにつけられた牡丹餅大ぼたもちだいの傷は癒着ゆちゃくしたけれども、その見苦しい痕跡こんせきばかりは、拭っても、削っても取れません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)