“ぼたもちだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
牡丹餅大100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸のはね釣瓶つるべ牡丹餅大ぼたもちだいにばっくりと食って取られたそのあとが、相当に癒着しているとはいえ、塗り隠すことも、埋め込むこともできない——親の産み成した両眼のほかに
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
きずは癒着するにはしたが、なにぶん、眉間みけんの真中を牡丹餅大ぼたもちだいだけり取られたのだから、そのあとがありありと残って、まあ出来損ないの愛染明王あいぜんみょうおうといった形だ、とても、あの人相では
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
意地悪く控えている牡丹餅大ぼたもちだいの一つの眼が、爛々らんらんとかがやきました。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)