骨董こっとう
骨董といふのは元来支那の田舎言葉で、字はたゞ其音を表はしてゐるのみであるから、骨の字にも董の字にもかゝはつた義が有るのでは無い。そこで、汨董と書かれることもあり、又古董と書かれることもある。字を仮りて音を伝へたまでであることは明らかだ。さて …
作品に特徴的な語句
たつ たが おつし ちと はか 莞爾につこ 向後きやうこう しやう 盗賊どろばう はた 牢獄らうや 衲子なふし あら 越石ゑつせき 何程どれほど 好事かうず あはれ これ らん 花押くわあふ さん 贋物がんぶつ 伊尹いゐん 修禊しうけい 冢中ちようちゆう 判然はつきり もと 塊然くわいぜん 塋域えいゐき 妲己だつき あざな 平常いつも 弾正だんじやう 形貌けいばう 徽州きしう 怜悧りこう いくさ 捷径ちかみち 朋友ともだち 果敢はかな かけはし うつ 毘陵びりよう 水転みづてん 濰県ゐけん 目的あて とう 管龠くわんやく 篆書てんしよ 茶讌ちやえん 越夕ゑつせき きん 金閶きんしやう 頭撞づつ 何家どこ 何程いくら 何窯なにがま なら 君兪くんゆ 嘉靖かせい 孿生ふたご 定窯ていえう 宣和せんな たす いや かせ 搢紳しんしん 摹本もほん 明末みんまつ 海内かいだい 淮安わいあん こと 狡譎かうきつ 狡辛こすから 玩器おもちや ひさご 盲人めくら 省悟せいご 窯器えうき 窯鼎えうてい 老人としより 背後うしろ 臨凡りんぼん 芻狗すうく あつ はなし そし 贋鼎がんてい やから
題名が同じ作品
骨董 (新字新仮名)幸田露伴 (著)