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搢紳
ふりがな文庫
“搢紳”の読み方と例文
読み方
割合
しんしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんしん
(逆引き)
聟
(
むこ
)
の
十川
(
そごう
)
(十川
一存
(
かずまさ
)
の一系だろうか)を見放つまいとして、
搢紳
(
しんしん
)
の身ながらに
笏
(
しゃく
)
や筆を
擱
(
お
)
いて
弓箭
(
ゆみや
)
鎗
(
やり
)
太刀
(
たち
)
を取って武勇の沙汰にも及んだということである。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かえって正当と見られるような、そういう時勢となったので、そこで多数が団結し、何々党、何々組などと、そういう党名や組名をつけて、
搢紳
(
しんしん
)
の館や富豪の屋敷へ
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
平中はそんな気持であった。漁色家の心理と云うものは、王朝時代の
搢紳
(
しんしん
)
も江戸時代の
通人
(
つうじん
)
と同じようなもので、過ぎ去った女のことに後々までこだわっているつもりはなかった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
搢紳(しんしん)の例文をもっと
(6作品)
見る
搢
部首:⼿
13画
紳
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
“搢”で始まる語句
搢神紈袴
検索の候補
貴顕搢紳
“搢紳”のふりがなが多い著者
幸田露伴
谷崎潤一郎
国枝史郎