“形貌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいぼう40.0%
けいばう40.0%
かお20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて貴堂において貴鼎を拝見しました時、拙者はその大小軽重形貌けいぼう精神、一切を挙げて拙者の胸中に了〻りょうりょうと会得しました。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此の鼎は実は貴家から出たのでござりまする。嘗て貴堂に於て貴鼎を拝見しました時、拙者は其の大小軽重形貌けいばう精神、一切を挙げて拙者の胸中に了〻と会得しました。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
室羅伐スラヴァスチ城の大長者の妻がはらんだ日、形貌かお非常に光彩つやあり、産んだ女児がなかなかの美人で、生まるる日室内明照日光のごとく、したがって嘉声かせい城邑じょうゆうあまねかった。