“城邑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうゆう75.0%
パアジャア25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室羅伐スラヴァスチ城の大長者の妻がはらんだ日、形貌かお非常に光彩つやあり、産んだ女児がなかなかの美人で、生まるる日室内明照日光のごとく、したがって嘉声かせい城邑じょうゆうあまねかった。
惜イカナソノ子孫藩主ヲ輔翼スルニ道ヲ以テスルコト能ハズ。コレヲ不義ニ陥ラシム。名ハはずかしメラレ地ハ削ラレ、身モマタ城邑じょうゆうヲ失ヒ、笑ヲ四方ニ取レリ。何ゾソノ賢ト不肖トノ異レルヤ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
英吉利旦那は、和蘭の城邑パアジャアさんなんかとはすっかり肌あいが違って、ものやさしいことが好きで、不思議にも、奴隷牧畜がきらいでした。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)