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城邑
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じょうゆう
ふりがな文庫
“
城邑
(
じょうゆう
)” の例文
室羅伐
(
スラヴァスチ
)
城の大長者の妻が
姙
(
はら
)
んだ日、
形貌
(
かお
)
非常に
光彩
(
つや
)
あり、産んだ女児がなかなかの美人で、生まるる日室内明照日光のごとく、したがって
嘉声
(
かせい
)
城邑
(
じょうゆう
)
に
遍
(
あまね
)
かった。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
惜イカナソノ子孫藩主ヲ輔翼スルニ道ヲ以テスルコト能ハズ。コレヲ不義ニ陥ラシム。名ハ
辱
(
はずかし
)
メラレ地ハ削ラレ、身モマタ
城邑
(
じょうゆう
)
ヲ失ヒ、笑ヲ四方ニ取レリ。何ゾソノ賢ト不肖トノ異レルヤ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
秀次の
城邑
(
じょうゆう
)
となり——関ヶ原の時にはしかじか、後、福島正則が封ぜられ、家康の第四子忠吉より義直に至って——この城を名古屋に移すまでの治乱興廃を考え、従って五条川がここを流れ
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
邑
漢検準1級
部首:⾢
7画
“城”で始まる語句
城
城砦
城址
城下
城廓
城普請
城塞
城山
城壁
城戸