“城戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きど88.9%
じょうこ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとたび、高坂弾正が、信玄味方の信濃衆を糾合きゅうごうして、同時に、その城戸きどを開いて襲いかかって来るならば——事、決して容易ではない。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どよめき立って、西の城戸きどをひらき、また、火焔をついて躍り出る者もあったりなどして、完全に、寄手の兵をふくろ包みにしてしまった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城戸じょうこの民はみな沃土よくどと物産にめぐまれ、官民和楽してよく暮らしていると聞いていたからだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)