“じょうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上古20.0%
城戸20.0%
城鼓20.0%
杖鼓20.0%
証拠20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠い上古じょうこには、防人さきもりと称され、つわものとみずから誇り、都につどう若者たちが歌ったという
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城戸じょうこの民はみな沃土よくどと物産にめぐまれ、官民和楽してよく暮らしていると聞いていたからだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城鼓じょうこの乱打は枯葉を巻き、武行者ぶぎょうじゃ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
糀街こうじまち」と唐文字からもじ刺繍ぬいとりした唐幡とうばん青龍幡せいりゅうばんを先にたて、胡弓こきゅう蛇皮線じゃびせん杖鼓じょうこけい、チャルメラ、鉄鼓てっこと、無闇むやみに吹きたて叩きたて、耳もつんざけるような異様な音でけたたましく囃してゆく。
どこへもやらぬ監禁同様という趣で、ひとまず檀那寺まで引き上げることになりましたが、証拠じょうこだと言い張って、嫁に衣服きものを着せることをきませんので、巡査おまわりさんが
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)