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磬
ふりがな文庫
“磬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けい
88.0%
かね
8.0%
うちならし
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けい
(逆引き)
ちょうどその
季節
(
きせつ
)
でありました。
遠
(
とお
)
い、あちらにあたって、カン、カン、カンカラカンノカン、……という
磬
(
けい
)
の
音
(
おと
)
がきこえてきました。
海ほおずき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
磬(けい)の例文をもっと
(22作品)
見る
かね
(逆引き)
やがて、ろうそくの
火
(
ひ
)
がともりつくした
時分
(
じぶん
)
に、
磬
(
かね
)
をたたいて、さかずきの
酒
(
さけ
)
は、
別
(
べつ
)
のさかずきの
中
(
なか
)
に
移
(
うつ
)
されました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
磬(かね)の例文をもっと
(2作品)
見る
うちならし
(逆引き)
これはその時
磬
(
うちならし
)
の模様に、
八葉
(
はちよう
)
の
蓮華
(
れんげ
)
を
挟
(
はさ
)
んで二羽の
孔雀
(
くじゃく
)
が
鋳
(
い
)
つけてあったのを、その唐人たちが眺めながら、「
捨身惜花思
(
しゃしんしゃっかし
)
」と云う一人の声の下から
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
磬(うちならし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“磬”の意味
《名詞》
(ケイ)中国古代の打楽器
(キン)読経の際に打ち鳴らす仏具。
(出典:Wiktionary)
“磬”の解説
磬(けい)は、中国古代の体鳴楽器で、「ヘ」の字形をした石(または玉・銅)製の板を吊りさげて、バチで叩いて音を出す。一枚だけからなる「特磬」と、複数の磬を並べて旋律を鳴らすことができるようにした「編磬」があるが、後者が一般的である。
八音のひとつである「石」にあたるため、古代以降にも中国の雅楽では使われ続けた。
(出典:Wikipedia)
磬
漢検1級
部首:⽯
16画
“磬”を含む語句
磬石
出磬
出磬山
寒磬寺
玉磬
磬叩
磬折
編磬
華原磬
金磬石
鉦磬
鐸磬
“磬”のふりがなが多い著者
下村湖人
三上於菟吉
与謝野寛
久保田万太郎
高浜虚子
吉川英治
与謝野晶子
中里介山
幸田露伴
夏目漱石