形貌けいぼう)” の例文
かつて貴堂において貴鼎を拝見しました時、拙者はその大小軽重形貌けいぼう精神、一切を挙げて拙者の胸中に了〻りょうりょうと会得しました。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ああ、まこと、憤怒は、愛慾の至高の形貌けいぼうにして、云々。
二十世紀旗手 (新字新仮名) / 太宰治(著)
八唱 憤怒ふんぬは愛慾の至高の形貌けいぼうにして、云々
二十世紀旗手 (新字新仮名) / 太宰治(著)