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籃
ふりがな文庫
“籃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かご
75.8%
びく
6.1%
らん
6.1%
バスケツト
3.0%
バスケット
3.0%
てかご
3.0%
ばすけつと
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かご
(逆引き)
叢
(
くさむら
)
の陰から子供の歌がきこえる。やがて子供四人登場。女の子ばかり。手ぬぐいをかぶり、
籃
(
かご
)
を持っている。唯円、かえで離れる。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
籃(かご)の例文をもっと
(25作品)
見る
びく
(逆引き)
夜海岸で
投網
(
とあみ
)
を打っていると大入道が腰の
籃
(
びく
)
を覗きに来た。七つさがりに山に往って木を伐っていると鼻の高い大きな男が来た。
鷲
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
籃(びく)の例文をもっと
(2作品)
見る
らん
(逆引き)
なるほど
韓駒
(
かんく
)
の詩の、「言ふ
莫
(
な
)
かれ
衲子
(
なふし
)
の
籃
(
らん
)
に底無しと、江南の骨董を盛り取つて帰る」
骨董
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
籃(らん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
バスケツト
(逆引き)
上
(
うへ
)
から桜の葉が
時〻
(
とき/″\
)
落ちて
来
(
く
)
る。其一つが
籃
(
バスケツト
)
の
蓋
(
ふた
)
の上に
乗
(
の
)
つた。
乗
(
の
)
つたと思ふうちに吹かれて行つた。風が女を
包
(
つゝ
)
んだ。女は秋の
中
(
なか
)
に立つてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
籃(バスケツト)の例文をもっと
(1作品)
見る
バスケット
(逆引き)
二人が書斎から廊下伝いに、座敷へ来てみると、座敷のまん中に美禰子の持って来た
籃
(
バスケット
)
が据えてある。
蓋
(
ふた
)
が取ってある。中にサンドイッチがたくさんはいっている。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
籃(バスケット)の例文をもっと
(1作品)
見る
てかご
(逆引き)
下人
(
げにん
)
三四
人
(
にん
)
、
炙串
(
うをぐし
)
、
薪
(
まき
)
、
籃
(
てかご
)
などを
携
(
たづさ
)
へて出る。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
籃(てかご)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばすけつと
(逆引き)
「あなたは……」と
向
(
むかふ
)
で
聞
(
き
)
いた様な事を
此方
(
こつち
)
からも聞いた。すると、女は
籃
(
ばすけつと
)
を
椽
(
えん
)
の上へ置いて、帯の間から、一枚の名刺を
出
(
だ
)
して、三四郎に呉れた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
籃(ばすけつと)の例文をもっと
(1作品)
見る
籃
漢検1級
部首:⽵
20画
“籃”を含む語句
揺籃
魚籃
搖籃
提籃
花籃
魚籃坂
竹籃
小籃
籃蒸
盛籃
籃製
籃輿
籠揺籃
胴籃
茶籃
菜籃
都籃
飯籃
魚籃観音
籃入
...
“籃”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
南方熊楠
ニコライ・ゴーゴリ
倉田百三
夏目漱石
幸田露伴
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
長塚節
有島武郎
岡本綺堂