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鐫
ふりがな文庫
“鐫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
え
45.8%
ゑ
20.8%
ほ
16.7%
せん
8.3%
えり
4.2%
ちりば
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
え
(逆引き)
教区寺のオルガンの楽鍵ごとにその端に伯家の紋章豕を
鐫
(
え
)
りあるからと釈いた(今年一月十三日の『ノーツ・エンド・キーリス』三四頁)
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鐫(え)の例文をもっと
(11作品)
見る
ゑ
(逆引き)
嘉永
(
かえい
)
それの年に
鐫
(
ゑ
)
られたる
本所絵図
(
ほんじよゑず
)
をひらきたまはば、
土屋佐渡守
(
つちやさどのかみ
)
の屋敷の前に小さく「
芥川
(
あくたがは
)
」と記せるのを見たまふらむ。この「芥川」ぞわが
家
(
や
)
なりける。
臘梅
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鐫(ゑ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほ
(逆引き)
それは精巧な刀であったが、一行の文字を
鐫
(
ほ
)
ってあった。それは胆欲
レ
大而心欲
レ
小、知欲
レ
円而行欲
レ
方というのであった。
陸判
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鐫(ほ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
せん
(逆引き)
狂歌師としては無論第三流以下であって、笑名の名は狂歌の専門研究家にさえ余り知られていないが、その名は『狂歌
鐫
(
せん
)
』に残ってるそうだ。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
鐫(せん)の例文をもっと
(2作品)
見る
えり
(逆引き)
嗚呼
鉄
(
くろがね
)
の筆と
鉛
(
なまり
)
とをもて永く磐石に
鐫
(
えり
)
つけおかんことを。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
鐫(えり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちりば
(逆引き)
絹の上衣、刺繍のしてあるチヨキ、帯革に金剛石を
鐫
(
ちりば
)
めた靴、この総ては随分立派で、
栄耀
(
ええう
)
に慣れた目をも満足させさうに見える。己の目の火のやうな特別な光も人を
誘
(
いざな
)
ふには十分だ。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
鐫(ちりば)の例文をもっと
(1作品)
見る
鐫
漢検1級
部首:⾦
21画
“鐫”を含む語句
鐫工
鐫碑
“鐫”のふりがなが多い著者
辻村伊助
徳富蘇峰
南方熊楠
内村鑑三
牧野富太郎
蒲 松齢
内田魯庵
幸田露伴
モーリス・ルヴェル
蒲原有明