“えり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:エリ
語句割合
76.6%
9.3%
6.3%
5.3%
0.3%
0.3%
0.3%
半襟0.2%
0.2%
江梨0.2%
衣領0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
黒襟0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶店の床几鼠色羽二重襦袢をした久留米絣の美少年の姿が、ちらりと動く。今日は彼は茶店の卓で酒をんでいるのだ。
桃のある風景 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
風呂から帰ったばかりと見えて、のあたりがほんのり白くなっている。啓吉は帰って来た事を叱られそうな、おずおずした目で
泣虫小僧 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
それから、ヒョロヒョロした歩き方で、一匹の犬のへ行ったが、やにわにがみを掴まえると、荒筵の方へ引きずって行った。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
鄭祥遠も実は竜で我と釣り処を争うて明日戦うはず故九子をして我を助けしめよ、絳綃をにしたは我、青綃は鄭だといった
横にのせ日がな一日買ひ歩行れば夜をわけて千住品川問屋先賣代なしてかの利益を得ては幽々に其日々々をりけり然ども是をにもせずれば少しでも伊勢五の
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
山猫はなるほどというふうにうなずいて、それからいかにも気取って、繻子のきもののを開いて、黄いろの陣羽織をちょっと出してどんぐりどもに申しわたしました。
どんぐりと山猫 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
善「っての紋付を買って来たのは何ういう訳だ、薩摩様の御紋所のようだなア、多助、何かそれがお前のの定紋か」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その時まだ「出」の姿で居たといえば、水車の裾模様を二枚重さねて、帯は吾妻錦、襦袢紋壁にしおぜの白半襟、芸子髷に金の竹輪を掛け、花笄に平打の銀簪、櫛は白鼈甲利休形
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
その代り親たちに出してもらった時その可否を決断する場合にはよくよく考えてみて、自分に不満足がなかったら承知の返事をしてもよいが不満足のあるのに心を曲げて服従するには及びません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「あれを見ろよ」と竹中啓吉が云った、「——さっき村長は麻太って披露した、嘘だ、——姉娘は江梨といったろう、あれはエリヤだし、こんどの麻太はマタイだ」
おごそかな渇き (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と云いながらへ寄って、源三の衣領げて奇麗な指で触ってみると、源三はくすぐったいと云ったように頸をめてりながら
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
家が近所にあったところから、いおりの馴染であった、おかなと云うその女が、まだ東京で商売に出ている時分、兄は女の名前を腕につけなどして、嬉しがっていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
嗚呼の筆ととをもて永く磐石につけおかんことを。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
には銀の輪を掛け、手には鋼鉄の叉棒を握って一土竜に向って力任せに突き刺すと、土竜は身をひねって彼のぐらをって逃げ出す。
故郷 (新字新仮名) / 魯迅(著)
お庄は急いで合せ鏡をしながら、紙でなどを拭いて、また叔父のところへ駈けつけた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
最早のあたりがむづ/\してた、平手ると横撫をぬる/\とすべるといふ、やあ、んでにも一くなつてそツとるとにも一
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
急に黒襟のない着物を着たのと、髪の違ったのがなおさら人柄を違えて見せたのだった。