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鐫
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せん
ふりがな文庫
“
鐫
(
せん
)” の例文
狂歌師としては無論第三流以下であって、笑名の名は狂歌の専門研究家にさえ余り知られていないが、その名は『狂歌
鐫
(
せん
)
』に残ってるそうだ。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
什器は青銅で鋳たもので、酌源堂の文が
鐫
(
せん
)
してある。其酒爵は聖堂に於て
釈菜
(
せきさい
)
に用ゐるものを模したのである。川村氏は長崎の工人に命じて此什具を鋳造せしめた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
鐫
漢検1級
部首:⾦
21画
“鐫”を含む語句
鐫工
鐫碑