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庶幾
ふりがな文庫
“庶幾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょき
38.9%
ちか
33.3%
こいねが
5.6%
こひねが
5.6%
こひねがは
5.6%
こひねがはく
5.6%
しよき
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょき
(逆引き)
蘇子、白居易が雅懐も、倶利迦羅紋紋の
兄哥
(
あにい
)
が風流も詮ずるところは同じ境地、忘我の途に踏み入って煩襟を滌うを得ば
庶幾
(
しょき
)
は已に何も叶うたのである。
残されたる江戸
(新字新仮名)
/
柴田流星
(著)
庶幾(しょき)の例文をもっと
(7作品)
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ちか
(逆引き)
転瞬
(
てんしゅん
)
の間に
内外
(
ないげ
)
を断じ醜を美に回した禅機を賞し達人の
所為
(
しょい
)
に
庶幾
(
ちか
)
しと云ったと云うが読者
諸賢
(
しょけん
)
は
首肯
(
しゅこう
)
せらるるや否や
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
庶幾(ちか)の例文をもっと
(6作品)
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こいねが
(逆引き)
庶幾
(
こいねが
)
うところなりとて、すでに、軍、立つを大国に聞き付けて万が一の勢なるが故に軽しめ嘲りて、
手捕
(
てどり
)
にせんとするを聞きて、大臣公卿に
宣
(
のたま
)
わく、合戦の時多くの人死せんとす。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
庶幾(こいねが)の例文をもっと
(1作品)
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こひねが
(逆引き)
予は何が故に今宵この丸薬を携へたるか。偶然か、予は切にその偶然ならん事を
庶幾
(
こひねが
)
ふ。されどそは必しも偶然にはあらざりしものの如し。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
庶幾(こひねが)の例文をもっと
(1作品)
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こひねがは
(逆引き)
彼等は
活
(
い
)
きむ、
嗚呼
(
あゝ
)
、彼等
庶幾
(
こひねがは
)
くは活きんか。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
庶幾(こひねがは)の例文をもっと
(1作品)
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こひねがはく
(逆引き)
焉ぞ其本に返りて、基督の品格を研究せざる、
庶幾
(
こひねがはく
)
は以て無益の争論を止むべし。
英雄論:明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
庶幾(こひねがはく)の例文をもっと
(1作品)
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しよき
(逆引き)
大聖は人間界に
庶幾
(
しよき
)
すべからず、然れども是を以て人間の霊活を
卑
(
ひく
)
うするところはなきなり、人間と呼べる一塊物(A piece of work)を平穏静着なるものとする時は
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
庶幾(しよき)の例文をもっと
(1作品)
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“庶幾”の意味
《名詞》
切望すること。
非常に似ていること。
(出典:Wiktionary)
庶
常用漢字
中学
部首:⼴
11画
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
“庶幾”で始まる語句
庶幾焉
検索の候補
庶幾焉
“庶幾”のふりがなが多い著者
原勝郎
山路愛山
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牧野富太郎
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幸田露伴
谷崎潤一郎