“庶幾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しょき41.2%
ちか29.4%
こいねが5.9%
こひねが5.9%
こひねがは5.9%
こひねがはく5.9%
しよき5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“庶幾”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 関東地方50.0%
技術・工学 > 金属工学・鉱山工学 > 採鉱 選鉱11.1%
自然科学 > 植物学 > 植物学8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
蘇子、白居易が雅懐も、倶利迦羅紋紋の兄哥あにいが風流も詮ずるところは同じ境地、忘我の途に踏み入って煩襟を滌うを得ば庶幾しょきは已に何も叶うたのである。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
物に定まれる性なし、人いづくんぞ常にあしからむ、縁に遇へば則ち庸愚ようぐも大道を庶幾しょきし、教に順ずるときんば凡夫も賢聖に斉しからむことを思ふと
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
しかし当時伊沢分家が家政整理を行つたものと見たならば、過誤なきに庶幾ちかからう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
中に就いて清の嘉慶年間編纂の『咸寧縣志』『長安縣志』に載する所の、唐代の京城の考證は尤も出色で、記録と實地を併せ考へ、古今の對照やや眞を得たるに庶幾ちかい。
大師の入唐 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
舅氏国の人民相議して我らいたずらに死なんより、隣の大国に向うて五穀を奪い取って命を活くべし、一日といえども存命せん事、庶幾こいねがうところなりとて、すでに、軍、立つを大国に聞き付けて万が一の勢なるが故に軽しめ嘲りて、手捕てどりにせんとするを聞きて、大臣公卿にのたまわく、合戦の時多くの人死せんとす。
偶然か、予は切にその偶然ならん事を庶幾こひねがふ。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
然り、大知、大能、大聖は人間界に庶幾しよきすべからず、然れども是を以て人間の霊活をひくうするところはなきなり、人間と呼べる一塊物(A piece of work)を平穏静着なるものとする時は、何の妙観あるを知らず、善あり
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)