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転瞬
ふりがな文庫
“転瞬”の読み方と例文
読み方
割合
てんしゅん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんしゅん
(逆引き)
転瞬
(
てんしゅん
)
の間に
内外
(
ないげ
)
を断じ醜を美に回した禅機を賞し達人の
所為
(
しょい
)
に
庶幾
(
ちか
)
しと云ったと云うが読者
諸賢
(
しょけん
)
は
首肯
(
しゅこう
)
せらるるや否や
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
俗人はその時その場合に書いた経験が一番正しいと思うが、大間違である。
刻下
(
こっか
)
の事情と云うものは、
転瞬
(
てんしゅん
)
の
客気
(
かっき
)
に駆られて、とんでもない
誤謬
(
ごびゅう
)
を伝え勝ちのものである。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして
転瞬
(
てんしゅん
)
の間に君の隠袋の裏に移転してしまったんだぜ。そんな小説的の言葉を使うのが厭なら、もっと
判然
(
はっきり
)
云おうか。その金の所有権を急に僕から君に移したものは誰だ。答えて見ろ
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
転瞬(てんしゅん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“転瞬”の意味
《名詞》
転 瞬(てんしゅん)
瞬きをすること。
非常に短い時間。
(出典:Wiktionary)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
瞬
常用漢字
中学
部首:⽬
18画
“転瞬”で始まる語句
転瞬倏忽
検索の候補
瞬転
幾瞬転
転瞬倏忽
“転瞬”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
夏目漱石