“刮目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつもく83.3%
くわつもく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これら人間の恩恵者、建設者の大部分が、とりわけ恐ろしい流血者であったということは、刮目かつもくに価いするくらいじゃありませんか。
今期の議会において、政府は増税案をはじめ従来難問題とされていた種々の法案を解決して、その手腕は刮目かつもくすべきものがあった。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)
アーノルドの「あづま」世にいづるの時は近しと聞く、英国の詩宗が文覚を観るの眼光いかんは、読者と共に刮目くわつもくして待つべし。
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
にもかくにも非凡ひぼん智能ちのう遠大えんだい目的もくてきとをいうすることなれば、何時いつ意外いぐわい方面はうめんより意外いぐわい大功績だいこうせきもたらしてふたゝ吾人ごじん眼前がんぜんあらはれきたるやもからず、刮目くわつもくしてきなり。