“刮々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くゎくくゎく50.0%
くわっくわっ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣の息子むすこが雌を連れて来て、刮々くゎくくゎく云わしたら、雄はひとりでに床の下から出て来て、難なくつかまった。今更の様だが女の力。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
荷車が驚いて道側みちばた草中くさなかける。にわとり刮々くわっくわっ叫んであわてゝげる。小児こどもかたとらえ、女が眼をまるくして見送る。囂々ごうごう機関きかんる。弗々々ふっふっふっの如くらすガソリンの余煙よえん
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)