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道側
ふりがな文庫
“道側”の読み方と例文
読み方
割合
みちばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちばた
(逆引き)
思案を決めると紋太郎は
道側
(
みちばた
)
の石へ腰をおろした。それから
懐中
(
ふところ
)
から
煙管
(
きせる
)
を取り出し静かに煙草をふかし出した。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それは
道側
(
みちばた
)
に屋台を下していた売り歩く蕎麦屋の提灯に過ぎない事が解った。しかしどんな明かりでも、どんな人間の仲間でも、以上のような事に遇った後には、結構であった。
貉
(新字新仮名)
/
小泉八雲
(著)
荷車が驚いて
道側
(
みちばた
)
の
草中
(
くさなか
)
に
避
(
よ
)
ける。
鶏
(
にわとり
)
が
刮々
(
くわっくわっ
)
叫んで
忙
(
あわ
)
てゝ
遁
(
に
)
げる。
小児
(
こども
)
の
肩
(
かた
)
を
捉
(
とら
)
え、女が眼を
円
(
まる
)
くして見送る。
囂々
(
ごうごう
)
、
機関
(
きかん
)
が
鳴
(
な
)
る。
弗々々
(
ふっふっふっ
)
、
屁
(
へ
)
の如く
放
(
ひ
)
り
散
(
ち
)
らすガソリンの
余煙
(
よえん
)
。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
道側(みちばた)の例文をもっと
(6作品)
見る
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端
検索の候補
側道
片側道
鉄道側
“道側”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
伊波普猷
徳冨蘆花
小泉八雲
国枝史郎