“かつもく”の漢字の書き方と例文
語句割合
刮目100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも刮目かつもくに値するのは、必らずこういう話を一種厳粛な調子で包み、その場にふさわしい態度を保つ心得のあったことである。
……こうした湊屋仁三郎一流の痛快な消息のドン底を把握し、神経衰弱の無限の乱麻を一刀両断しようと思うならば請う、刮目かつもくして次回を読め!
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
自身の刮目かつもくすべき力闘と勝利とが、全世界の平和とその推進のために、どんなに重大な価値をもっているかということを、全生活感情で自覚しないとすれば
政治と作家の現実 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)