“区域”のいろいろな読み方と例文
旧字:區域
読み方割合
くいき60.0%
カルチェ20.0%
さかい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔は寒稽古と云って寒中夜のしらしら明けに風に吹きさらされながら稽古をするという習慣があったけれども道修町は薬屋の多い区域くいきであって堅儀かたぎ店舗てんぽのき
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
のみならず、こういう区域カルチェの人民とは思われないほどテニヲハがはっきりしていて、わる丁寧なほど慇懃懇切を極める。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
その日既に定まり、その月の数汝により、汝これが区域さかいを立てて越えざらしめ給うなれば、これに目を離して安息やすみを得させ、これをして傭人やといびとのその日を
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)