“大堰堤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいえんてい33.3%
だいせきてい33.3%
ダム33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは三年後には長径十七マイルの湖になったのであるが、四年目にスタインが訪れた時にも、崩壊した岩屑の大堰堤だいえんていは、まだ新湖の水面上なお千二百呎をあましていた。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ああ、しかもその両者を連ねるものは、満々たる海水にも浮氷にもあらで、これは城壁のようにそびえたった立派な大堰堤だいせきていだった。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
おそらく実験室は瞬間にひと諸共もろとも吹きとんだであろう。エネルギーはあれから一マイルへだたったカルバニーの大堰堤ダムに激しい振動をあたえた結果、ダムの破壊となったんだ。そのために、この洪水だ
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)