“大晏寺堤”の読み方と例文
読み方割合
だいあんじづつみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは二十六年の盆興行で、通し狂言が円朝物の「榛名梅香団扇画はるなのうめかおるうちわえ」で、ほかに中幕として大晏寺堤だいあんじづつみ水滸伝すいこでんのだんまりが付いていた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
仇討かたきうち襤褸錦つづれのにしき」の芝居でみる大晏寺堤だいあんじづつみの場という形で、彼は抜足をして蒲鉾小屋へ忍び寄った。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)