“えんてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
園丁33.3%
堰堤24.2%
園亭9.1%
蜿蜓6.1%
燕邸3.0%
偃低3.0%
円貞3.0%
円鼎3.0%
園邸3.0%
淵底3.0%
炎帝3.0%
燕棣3.0%
蝘蜒3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとその時園丁えんていと見えて、すきを担いだ大男が花を分けて現われたが、二人の姿をチラリと見ると逃げるように隠れ去った。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
今になっても、身分の隔りが堰堤えんていのような一線を彼らは知っている。従って彼らは彼らの意志を、神山外記の口を通して表現するつもりであった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
彼は二人の若者が腰をおろしてる園亭えんていのそばを通りかかって——(それは二人の婚約後間もないときのことだった)
こうを渡る時、蛟竜こうりょう船を追う、舟中しゅうちゅうの人皆おそる、天を仰いで、嘆じていわく、我めいを天にく、力を尽して、万民を労す、生は寄なり、死は帰なりと、りょうを見る事、蜿蜓えんていの如く、眼色がんしょく変ぜず
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
然れども帝黙然たることやや久しくして曰く、けい休せよと。三月に至って燕王国にかえる。都御史とぎょし暴昭ぼうしょう燕邸えんていの事を密偵して奏するあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
燕王の心胸もとより清からず、道衍の瓜甲そうこうも毒ありというべし。道衍燕邸えんていに至るに及んで袁珙えんこうを王に薦む。袁珙はあざな廷玉ていぎょくきんの人にして、これまた一種の異人なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「此柳偃低えんていして蛇の臥せるに似たり依之名くる与猶子細ありと云ふ尋ぬべし云々」トアル者是ナリ廿八年[牧野いう
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
大町の如道にょどうとか、和田の親性しんしょうとか、松住まつずみ円貞えんていなどという人々も、善信と知りあう機縁を得て、みな旧教をすてて念仏門の帰依者きえしゃになった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで趙はこらえかねて笑い出して、「何とおっしあります、唐氏の定鼎は方鼎ではございませぬ、円鼎えんていで、足は三つで、方鼎とおっしあるが、それは何で」
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そんなら、彼ら大尽だいじん地租ちそもくもとに多額の負担ありやとたずぬれば、彼らの園邸えんていは宅地にあらずして、山林と登録とうろくしてあるから、税率もはなはだ少ない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
あくまで浮世のなみあそばれて、深く深く不遇の淵底えんていに沈み、果ては運命のはかるべからざるうらみに泣きて、煩悶はんもんついに死の安慰を得べく覚悟したりしそののちの妾に比して、人格の上の差異如何いかばかりぞや
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
炎帝えんていの威の衰へに水を打つ
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
これきたりてもって建文の位をゆずれるに涙をおとし、燕棣えんていの国を奪えるに歯をくいしばり、慷慨こうがい悲憤して以て回天の業をさんとするの女英雄じょえいゆうとなす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それに張華が、蜥蜴、あるいは蝘蜒えんていと名づく。