“苦厄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くやく50.0%
くるしみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
般若の哲学 これから申し上げるところは、「観自在菩薩かんじざいぼさつじん般若波羅蜜多をぎょうずる時、五うんは皆空なりと照見しょうけんして、一切の苦厄くやくしたもう」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
『心経』の最初に「観自在菩薩かんじざいぼさつじん般若波羅蜜多をぎょうずる時、五うんは皆くうなりと照見して、一切の苦厄くやくを度したもう」といってありますが、慈悲の権化ごんげである菩薩、仏の化身けしんである観音さまも
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
さて、観自在菩薩が、般若の宗教を体験せられたその結果は、どうであったかといいますと、「五うんはみな空なりと照見しょうけんせられて、ついに一切すべて苦厄くるしみを度せられた」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)