“もっけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黙契70.4%
牧渓14.8%
牧谿14.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女と津田の間に取り換わされたこの黙契もっけいのために、津田のこうむった重大な損失が、今までにたった一つあった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、主従の黙契もっけいがあったや否やはべつとして、弥太郎は少なくもそれから二、三年間は諸国の武備や築城などを見て廻った。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてことに、霧の中でものを見た牧渓もっけいの絵、支那では第一流の本格的画家とは少し別の牧渓、その牧渓が何故当時の日本で宋画の代表の如く学ばれ出したか。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
その外馬遠ばえんの対幅が五百両、牧渓もっけいが一幀五百両なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
等伯が、もっぱら、牧谿もっけいふうを慕っていたといわれる如く、武蔵画にも、どこか、牧谿にさえ、似ているところがないとはいえない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
因陀羅いんだら牧谿もっけいなどの画品を携え帰って、これがやがて東山将軍家の鑑賞に収められ
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)