“牧渓”のいろいろな読み方と例文
旧字:牧溪
読み方割合
もっけい80.0%
ぼくけい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてことに、霧の中でものを見た牧渓もっけいの絵、支那では第一流の本格的画家とは少し別の牧渓、その牧渓が何故当時の日本で宋画の代表の如く学ばれ出したか。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
徽宗きそう皇帝、梁楷りょうかい馬遠ばえん牧渓もっけい、それから、この夏珪、みんな北宗画の巨頭なのだ、どんな小幅だって五千円もする。この幅などは、お父様が、今迄いままで見た中での傑作だ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
徽宗きそう皇帝、梁楷りやうかい、馬遠、牧渓ぼくけい、それから、この夏珪、みんな北宗画の巨頭なのだ。どんな小幅だつて五千円もする。この幅などは、お父様が、今迄見た中での傑作だ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)