黙契もくけい)” の例文
書生「出来るか出来ないか僕にも分りませんが幾分か先方にもその心が見えるのですか。以心伝心黙契もくけいうちに貴君の心が通じているのですか」大原「イヤ一向通ぜん。どうか通じさせたいと思っても向うは電気の不導体のごとし」書生打笑うちわら
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)