“ドーア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
33.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、畫室を出ることを定めて了つて、入口のドーアに手まで掛けたが、さて其の手を引つ込めて躊躇ためらつた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
森のドーアを開けて入ると、地形がおのづと幾つもの室を作つてゐる、森の茂つてゐるところは、大概高地で、そこから落ち窪んだところは、池になり、畑になり、又谷戸にもなつてゐる、豚谷戸だの
亡びゆく森 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
ドーアはいして這入って来るや否や、どうだ相変らず頑健がんけんかねと聞かざるを得なかったくらいである。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)